南本 進也

社会福祉法人 香東園
介護職
入社18年目(中途)

もち場のユニットは離職者ゼロ!
自分も先輩達のおかげで、続けてこられたと思うから

2013年04月19日 掲載

入社のきっかけ─

十代の時から、介護の仕事に興味がありました。けれど、先に双子の相方が介護士を目指していたため同じ道を遠慮してしまい、新卒当時は全く別の業界へ進んだんです。しかし、兄が家で仕事の話をするたびに、介護の仕事が気になってしまって……。結局、諦めきれず転職を決意しました。心機一転、兄が通っていた福祉系の専門学校に後輩として入学。その後、就職説明会に来ていた香東園の職員さんと出会ったことをきっかけに、本法人に入社しました。他県からの入社でしたが、当時の施設長が家探しに始まり、身の回りのことまでサポートしてくれ、知らない土地でも特に抵抗なく、スタートがきれました。

職場の雰囲気─

現場では、70代~20代までの幅広い世代の人たちが一緒に働いています。傍から見ると、人間関係が難しそうと思うかもしれませんが、実際はとてもアットホームで、和気あいあい。世代関係なく、プライベートでも食事に行ったり、BBQや飲み会が開かれることも。遅番明けには、60代の先輩介護士さんが「モーニング行こうで!」と20代の子達を誘うなんてこともあるんですよ(笑)。
ユニットリーダーになってからは、チームをどうまとめていけばいいのか、後輩にどう接して行くべきかなど、非常に悩みました。介護の現場でチームワークは不可欠。なるべくみんなの意見を聞きながら、密にコミュニケーションをとるよう心がけました。まだまだ課題は山積みですが、一つ自慢できることは、これまで担当したユニットでは、辞めた仲間は一人もいません! これは僕の誇りです。自分が先輩に支えてもらい、続けてこられた過去があるから、今度は自分が後輩達をサポートし、指導していってあげないといけないなと感じています。

介護の魅力─

性格はもちろん、理想の生活スタイルなど、施設には様々なご利用者さんがいらっしゃいます。その方、一人一人に適した介護を提供することは至難の業。けれど、本当にその方に合った介護ができたとき、希望が叶えてあげられたとき、ご本人が思い切り笑顔で喜んでくれるんです。その満足げな顔を見ると、この仕事をしていて本当によかったなと、いつも感じます。他にも、ご飯がのどを通らなかった方が、毎日しっかり食事が摂れるようになったり、口を閉ざしていた方が自分だけに本音を言ってくれるようになった時など、喜びは日常のあらゆるシーンに転がっていて。付き合いが長くなると、目を見るだけで言いたいことが分かる、なんてこともあるんですよ! 信頼してくれているのかなと嬉しくなり、次への活力になります。介護・福祉の仕事は、「大変だけど、それを超える魅力」がありますね。

今後、力を入れていきたいことー

もっともっと、ご利用者さんに寄り添う介護がしたいと日々模索しています。そのためには、勉強も大切。香東園では、月に一度、現場のみんなが知りたいこと、興味があることを反映した研修会が開かれています。また、資格習得のサポートも充実しているので、ありがたいです。何より、資格を持った先輩が研修会をひらいてより分かりやすく丁寧に教えてくれます。逆にプレッシャーですけどね(笑)。でも、この環境を活かして、今後は資格取得にも積極的に挑戦していきたいと思います。