ライフスタイル
初夏を感じさせる陽射しが射す中、
久々に園の行事が行われました。特養
3Fの北食堂のご利用者が、昼食に豆
腐や山芋を練り込んで食べやすいよう
に工夫されたお好み焼きとアイスクリ
ームに舌鼓を打ちました。毎食、同じ
場所でカロリー計算した食事をいただ
いていたので、少し食傷気味になって
いた方も正直いらっしゃいました。し
かし今日は園の中庭でソースの香ばし
い香りを嗅ぎながら、また鳥のさえず
りを聞きながら環境を変えて食べてい
ただきました。これは、まるで○○さん
のディナーショーでブランデー片手に
音楽を聴きながら豪華な料理をいただ
いている気分ではなかったのでしょう
か。誰もが満足している高揚感を醸し
出していることは、口に出さなくても
その表情を見るだけで感じられました。
コロナが終息する出口が見えぬ中、
ご利用者も少しストレスを感じていま
したが、思いっきり羽を伸ばすことが
少しはできたのではないでしょうか。
これからも各種の行事や体験を通じ
て、満足いく生活を考えていきます。

題目の風情とはかけ離れて、昨日安部
首相から「新型肺炎に関わる緊急事態宣
言」が7都府県に発令されました。2名
の感染者に留まっている香川県も対岸の
火事とは言っていられないこととなって
おり、マスクやアルコールの購入に県民
も躍起となっている状況です。
そんな中、園では外出行事が延期にな
ったり、面会に制限が加わっています。
このような殺伐とした雰囲気ばかりでは
息苦しさを感じるばかりですので、園の
駐車場に咲き誇っている桜の見物や1階
ロビーに展示してあるこいのぼりに、一
時の休息を覚えました。

遅ればせながら、特養にもおひな様
のお飾りをいくつか展示することがで
きました。このおひな様は、毎年開催
されている引田町の旧家に展示されて
いたものを園に飾らせていただいたも
のです。この作品は、お店で購入した
ものと違い玉越千代美様と米田豊子様
(立雛)の手作りで、一日を通して様
々な様相を呈しています。朝は元気い
っぱいに、昼は少し疲れたかのように、
夜は平安朝を偲ぶ幻想の世界に誘って
くれます。ご利用者はもとより、訪れ
た方も目を見張りながら歩みを止め、
しばらく鑑賞に浸っています。展示す
る期間は、3月3日までですが、鑑賞
する期間を少しでも長くという思いも
あり、旧暦の3月3日(3月26日)
までとしました。ご覧になりたい方は、
どうぞ園の方にお気軽にお越しください。
なお、おひな様は大切に使わせていた
だき、永くご利用者の目に触れさせて
いただきます。

2月3日は、皆さんもご存じの節分です。豆
(魔滅)まきやイワシの頭を飾ったお家もあ
ったのではないでしょうか。色々な施設で趣
向を凝らした催しを従業員が考え、ご利用者
に元気を届けたのではないでしょうか。本園
でも自作の大鎌を制作したり、鬼の扮装でリ
アルさを追求した劇を演じていました。この
日は季節を分ける日と言われ、立春の前日に
設定されています。意味は、みんなが健康で
幸せに過ごせるように願って、悪い者(鬼)
を追い出す日と言われてもいます。園では、
ご利用者のことを考えて豆を使わず、玉入れ
用の玉を用いて安全に行い無事鬼を笑顔で退
治することができました。今年もご利用者全
員が健康でいただければ幸いです。

盲養護老人ホームで、鍋を作りました🍴
数人ずつ、3~4のグループに分かれて、それぞれ別の日に鍋を楽しむ、毎年の恒例行事です。
利用者様一人ひとりに、お手伝い(具材を洗う、切る、鍋の中に入れる 等)をして頂き、皆で協力して作ります。
主婦をされていた方は手際良く、包丁を持った事がない方は職員と一緒に恐る恐る。
皆様それぞれに作業をこなされた後、暫く煮込んで完成です🍲
美味しい海鮮鍋🐟が完成し、舌鼓を打たれていました。
今年はありがたい事に、インフルエンザの流行もなく、行事を楽しむ事ができています。
このまま春まで、皆様健康に過ごせますように。
盲養護老人ホーム香東園のホームページはこちらです

2019年がもう少しで終了する師走の中、軽費
・特養のご利用者併せて40人ほどが見守る中餅つ
きが行われました。
餅つきにはご利用者も昔を想い出しながら杵を握
り、参加してくれました。車椅子に腰かけたままで
も、杵を上手に振り下ろし徐々にお餅がつきあがっ
ていく様子を皆さんが見守っていました。
このお餅は2020年の元旦と11日にご利用者
にお雑煮やぜんざいとして振る舞われる予定です。
餅つきは、昔は各家庭の年末の一大イベントとし
てされていたもので、もち米を蒸篭で蒸すための薪
の煙たさをご利用者も想い出していたのではないで
しょうか。
来年もいい年でありますよう祈りながらいつまで
も杵の音が耳の奥に響いていました。

盲の毎年の恒例行事、クリスマス会🎅を行いました。
プログラムは、カラオケ大会🎤とお楽しみ抽選会の二部構成。
クリスマス会終了後は、栄養士さんが準備してくれたケーキ🍰と飲み物で一息つかれるのが、毎年恒例の流れです。
カラオケの歌詞を教え合ったり、手拍子をして会場一体となって盛り上がったり。
抽選会では悲喜こもごも、皆様の笑顔があふれる、楽しい3時間弱の行事となりました。
(何名かの方は宝くじが当選した為、年末の当選発表までわくわくして過ごされるそうです♪)
職員のうっかりで全体写真を撮り忘れた為、ツリーの写真しかありませんが…。
クリスマス会が終われば、何かと気忙しい年末がすぐにやって来ます。
風邪やインフルエンザ等が流行していますが、皆様が健康に、楽しく過ごして頂けますように。
盲養護老人ホーム香東園のホームページはこちらです。

天光軒満月様が11月19日(火)香東園に来て、
歌声を披露していただきました。ご利用者も毎年
天光軒満月様が来ることを首を長くして待ってい
ます。歌声だけでなく、軽妙なトークに思わず笑
みがこぼれ、当時の状況を各人で想い浮かべてい
るのか様々な表情で聴き入っておりました。短い
時間ではありましたが、和やかな雰囲気の中、終
了しました。また来年会えることを楽しみに思い、
笑顔でご利用者は帰っていきました。

さぬき市志度のお寿司屋さん、『冨士屋』さんへ外食にお邪魔し、美味しいお寿司を頂いてきました😋
敬老の日に、お寿司を持参して下さった事へのお礼の為の、毎年の恒例行事です。
職員の配置に限界があり、参加できる利用者様の数も限られる為、参加の権利を巡って水面下で様々なやりとりがあるようです。
(噂では、外食に参加する為に、足の筋力が落ちないようトレーニングを欠かさない方もいるのだとか・・・)
そんな念願の冨士屋さんのお寿司は、いつ頂いても変わらぬ美味しさでした。
いつもは賑やかにお喋りをされる利用者様方も、美味しさゆえに、食事に集中し、ほとんど喋らなくなってしまわれます。
食事が終わると、賑やかさを取り戻され、落ち着いた和の空間で談笑されておられました。
夕飯に持ち帰りのお寿司を注文する方もおられ、皆様、心ゆくまで美味しいお寿司を堪能されました。
冨士屋さん、いつもお世話になりまして、ありがとうございます。ごちそうさまでした。
また来年、お邪魔させて頂けますと幸いです。
冨士屋さんのホームページはこちらです。
盲養護老人ホーム香東園のホームページはこちらです。

10月3日(木)特養3階のご利用者がドライブに
行って来ました。全国各地で北海道物産展が開かれ、
多数の人でにぎわっているというニュースを見ながら、
時代に乗り遅れまいと本園でも高松三越で開催中の
上記の催物に行って来ました。カニ、牛肉のステーキ、
ラーメンなど、どれもおいしそうなものばかりで購入
には長蛇の列に並ばなければいけない状況でした。
香川では目にすることがない大きなシュークリーム
など、段々時間が経つうちにご利用者よりも従業員
の方に熱が入り、帰るときには大きな荷物を抱えて
いました。ご利用者は久しぶりの人込みで疲れてし
まい、隣の呉服店の店先で座り込んで雑談をしてい
ましたが、これも外出の醍醐味ですね!
秋の爽やかな風に当たりながら疲れた体を癒してい
ました。
