ライフスタイル
息子さんへのドッキリ作戦。
Hさん、お料理上手で家族の誕生日には必ず赤飯を炊いてくれたり、お寿司や肉料理・・なんでも手作りしていたそうです。
そこで、久しぶりに息子さんに「お母様の味を味わってもらおう」と企画しました。
認知症を患い、料理もままならなくなり、作る事がなくなっていました。
今回は、お嫁さんの協力を得て、利用者Hさんとお嫁さんとで10数年ぶりにお料理をしました。
久しぶりにお嫁さんと調理されるHさんを見ていると、かつての優しいお母さんの姿が思い浮かばれました。
そして、息子さんをご招待!
約10年ぶりに食べたH家母直伝のふわふわハンバーグに舌鼓をうっていました。
息子さんの喜ぶ顔を見るH様の姿。
息子さんは、お母さんの愛情いっぱい受けて育ったんだと羨ましく思いました。
「咲くらデイサービス(認知症対応型)では、利用者さま一人一人の笑顔を引き出そう!」と個々の笑顔、夢の実現に向けて活動を行っています。
現在、咲くらデイサービス(認知症対応型)に空きがあります。
詳しくは、直接ご連絡をお願いします。
岡本荘デイサービスセンター(担当:松原・西宮)
☎087-885-2828

今日は、ひな祭り
特養で、お茶会が開かれました。
片麻痺がある車椅子のⅯ様。
茶道の達人。
この日のために、着物を着て、お雛様への献茶のお点前をしてくださることになりました。
そして、入居者さんへお運びするのは着物姿の介護士さん。
他の入居者様もお雛様を眺めながら、おしとやかに一服いただきました。

「岡本荘・椿温泉掲示板3月号」のお知らせ
今月もたくさんのイベントを企画してまいります。
✤地域交流つばきの会
「一期一会」
石川内科医院 多胡 護 氏
3月26日(土)13:30~15:00
✤カメリアサロン会
3月19日13時~16時
クッキングを行います。
(材料費実費 ¥800)
たくさんの方のお越しをお待ちしております。

Ⅿさん
「昔は週に1回は必ず美容院へ行っていたが、もう何年も美容院へ行っていない。美容院で髪を洗いたい」という希望があり、一緒に美容院へ行って来ました。
行くまでは「たいぎな」「今日は気分がのらん」「寒いからなぁ」など言われることもありましたが・・・
ついに!!!!会いたい方に面会に行く前に、美容室へ一緒に行くことが出来ました。
馴染みの美容院はなくなっていたので、デイサービス近くの美容院へ。
シャンプー・カット中はとても楽しくスタッフさんと話しをされて、終わった後はとてもいい表情で喜ばれていました。
ご家族も洗髪ができたことに対しとても喜ばれて、本人からも「また行きたい」と言っていただくことができました。
認知デイ咲くらでは本人・家族の望んでいることを提供できるように日々関わり企画しています。今後も一人ひとりに合わせたサービスを提供していきたいと思います。
咲くらデイサービスセンター(認知症対応型)、現在、空きがあります。
見学等、随時受け付けております。
お気軽にお声かけください。

岡本荘では毎月ボランティアの方々のご支援のもと、様々な行事を行っております。各行事につきましては、ご家族・地域の方のご参加も大歓迎です!皆様のご来園をお待ちしております

特養の入所者T様。
100歳を超えられており、体力の低下も著しく、これからの時間を大切に過ごしてもらいたい。
主治医から、家族様に「そろそろ心の準備を」と声をかけられました。
いくつになっても、親の死を考えると寂しく辛いもの。
娘さん、息子さんともに、涙ぐみ「先生から、あとひと月くらいかなって言われた。いつかはと覚悟はしているものの、実際言われると辛いなあ。」と、職員にこぼしました。
2か月前まで、病院受診のたびに、自宅に少しの時間帰って、ご家族との時間をもっていました。
そこで、介護士さん!
やっぱり、残り少ない時間を、少しでも自宅でご家族と過ごしてほしい。
そんな思いを家族に伝え、ご家族と「自宅へLet‘s GO!」を企画しました。
いよいよ、自宅に帰る日がやってきました。
ドライバーは事務員さん、少しでも揺れが少ないよう配慮しながらのリフト車を運転してくれました。
自宅に着くと、ご家族に迎えられ、慣れて親しんだベッドへ・・・。
作業療法士も同行し、体位を整えて、安楽に過ごせるよう配慮しました。
自宅での時間は、ご家族の不安もあり、13年間在宅で担当していたケアマネが同席。
いろいろな写真を見せていただき、たくさんの思い出話をしました。
ご本人も写真をじーっと目で追って見ていました。
やっぱり、自宅のベッドで寝ている姿は、どことなく安心しているような、とてもいい表情でした。
予定の滞在時間はあっという間に過ぎ、帰る時となりました。
施設に戻ることを伝えると、どことなく寂しそうな表情に・・・。
「また帰ってこようね」と約束をして、自宅をあとにしました。
見送るご家族さんの姿も、どことなく寂しそうでした。
介護士も、ご本人の表情を見て、「次回はもう少し滞在時間をとりたいよね」と計画話が進んでいました。
ご本人は、今回の帰宅について何も語りませんが、表情からきっと喜ばれていると確信しました。
T様、旅立たれるまでの1か月間、3回も自宅に帰ることができました。
残された人生、その時間をどう過ごすか、その人の思いにそったケアの大切さを経験させていただきました。
T様の最期は、施設で、娘さん息子さん、相談員の見守る中、静かに息を引き取りました。
101歳の天寿を全うされました。
ご冥福をお祈りいたします。
「人生最終章は穏やかに過ごしたい。
それをお手伝いできる仕事は本当にすばらしい。
心を込めてそれぞれの役割の仕事をする。」
職員一同、心を込めて支援させていただきます。

今年2回目の在宅部門研修。
今回は、「ICFに基づいたケアプランとサービス計画書」についてです。
①デイサービスOTより、「ICFとは?」と簡単に講義。
②先日、法人内ケアプラン発表会で出した事例をもう一度。
ケアプランと訪問介護サービス計画書を事例として説明しました。
ここでも、参加、活動に着目し、個別性を出しています。
③グループワークで、この事例の「通所サービス計画書を作成しよう。」
デイサービス職員やヘルパーさんから、細かい情報ももらいながら悪戦苦闘しました。
今回の研修は「難しすぎるかな?」と心配していましたが、予想に反してその人らしい計画書に仕上がっていました。
④計画書について学んだ後は、担当者会議の様子をロールプレイで再現。
参加する機会のない職員さんにも、担当者会議をイメージしてもらい、事業所からの情報提供も重要ということを知ってもらいました。
盛りだくさんの研修内容でしたが、とても有意義で、明日からの計画作成に生かせそうです。
ケアプランのみならず、サービス計画書も個性を出し、その人のためにサービスが提供できるよう、もっと研鑽していきたいと思います。

咲くらの利用者M様
仕事現役時代には、幼稚園の園長先生。
子供がだ~い好きで、人の面倒見もいい。
きっと、園児や先生より、慕われていたんでしょうね。
今回、咲くらの企画は、幼稚園の園長先生だった昔を思い出してもらおうと、近くの幼稚園に行ってみました。
長年の経験はなかなか伊達じゃないです。
すぐに子供たちとも馴染んで、すっかり仲良くなりました。
また、昔の経験か、園庭で遊んでいる子供たちの様子を伺う場面もありました。
咲くらデイサービスセンターでは、こうした個別の活動に取り組んでいます。
その人の思い出にアプローチし、昔のことを思い出して、より輝けるときを見つけたり、楽しみの時間を提供しています。
ぜひ一度、ご見学にお越しください。

デイサービスの機能訓練の評価の一環で、受験シーズンにぎわっています滝宮天満宮に行ってきました。
まず、屋外評価に行ける利用者様は、日ごろ、機能訓練に積極的に参加し、その人その人個々の目標回数をクリアした方です。
今回参加者は、4名様。
その中のお一人、歩行器を使用しているK様。
滝宮天満宮は20数年ぶりと、とっても喜こばれました。
もちろん、参拝の時の足取りも軽く、歩行器をもっているとしっかりいていました。
男性Sさんは・・・
遠くの参道より歩いて、階段を上って、ずいぶん、体力もついてきたようです。
前回、来られた方が奉納した千羽鶴を確認して、茶屋で梅昆布茶をいただき帰路につきました。
帰りの車中は、皆さんとってもいい笑顔で話しに花が咲きました。
岡本荘デイサービスセンターでは、機能訓練の目標と評価の一環として、屋外で評価を行っています。
行先はその都度変わります。
みなさんも、岡本荘デイサービスセンターで、楽しく機能訓練に励んでみませんか。

「岡本荘・椿温泉掲示板2月号」のお知らせ
今月もたくさんのイベントを企画してまいります。
✤地域交流つばきの会
「体にやさしいピラティス」
ピラティススタジオWithBlue 橋本真紀子 氏
2月27日(土)13:30~15:00
✤和みの会~認知症になってもまんで安心できる町づくり~
今月は家族会です。
2月23日10:45~12:00
✤カメリアサロン会
2月19日13時~16時
フラワーアレンジメントを行います。
(材料費実費 ¥800)
たくさんの方のお越しをお待ちしております。
